大阪天満宮(大阪市北区天神橋2)で3月3日より、投票形式で「日本一」の梅酒を決定する「天満天神梅酒大会2008」が始まった。
同大会は、会場の大阪天満宮境内で2月10日から開催されている「大盆梅展」に関連する催しで、2006年は「梅酒コレクション」として展示・販売のみだったが、昨年から名称を変更し、来場客の投票により「日本一」を決定するコンテスト形式となった。
昨年は約80銘柄が出品された梅酒に約5,000人が投票。大きな盛り上がりを見せ、今年は124銘柄の出品となった。趣旨に賛同した北海道から沖縄まで各地の酒蔵88社が参加する。
参加者は、124銘柄のうち、ボトルデザインなど見た目で5銘柄を選び試飲をした後、味や香りなど気に入ったもの3銘柄に投票する仕組みで、9日には上位の銘柄を発表する。期間中に同時開催の「梅酒★即売会」では、同大会に出品されている梅酒の販売も行う。
即売会場では、今大会から販売を開始した「天満梅酒」(200ミリリットル、700円、限定700本)も扱う。同大会実行委員会の久松正さんは「いずれは天満の名物として皆さんに親しまれるようになれば」と期待を込める。
開催時間は10時~16時。試飲券は300円(8日・9日は最終審査のため投票権はなし)。「大盆梅展」(拝観料=500円)の入場者には無料で配布する。3月9日まで。