お好み焼きチェーンの「ゆかり」（本社＝大阪市北区曽根崎2）は3月1日から、女性限定でお好み焼きの大食い大会「お好みアタック2008－金テコ争奪 ネーミングライツ編－」の参加者募集を始めた。

　同社創業55周年と、12店舗目となる東通商店街店（小松原4）のオープン（4月中旬予定）を記念するイベントで、同店名物の大型お好み焼き「大坂城」（4,000円）を1時間で何枚食べられるかを競う。優勝者には、同店メニュー「大坂城」のネーミングライツ権（命名権）が与えられ、1年間各店舗で採用されるほか、55周年にちなみ賞金555,555円と、100グラムの純金製「金テコ」、ハワイ旅行などの副賞が贈られる。

　「大坂城」は、直径約30センチ、重さ約1キロで、普通サイズの約3倍。曽根崎本店（曽根崎2）では「月に80枚ほどの注文がある。通常は、1枚を2～3人で食べることが多い」（同社）という。

　同大会は、書類選考を通過した50人が3月25日の1次予選に出場。「30分間で何枚の豚玉を食べられるか」を競い、その中から5人が4月9日の決勝戦に進み、「大坂城」の大食いに挑戦する。1次予選と決勝戦の司会は、大阪プロレスのスペル･デルフィンさんが務めるほか、決勝戦には審査委員長として歌手の大西ユカリさんと、特別大会見届人として元フードファイターのジャイアント白田さんも出席する。

　同社の山下吉夫社長は「面白い名前が付けられることを期待している。小麦粉の値段も上がっているので、この機会に思う存分食べていただきたい」とコメントしている。

　応募は、「ゆかり」各店に配置した応募用紙や、同社ホームページで受け付ける。応募資格は、18歳以上の女性に限定（住所、国籍を問わない）。参加無料。応募締め切りは3月14日。

直径約30センチの「大坂城」（関連画像）お好み焼き ゆかり