飲食事業を展開する「きちり」(東京都渋谷区)は現在、「KICHIRI yodoyabashi」(大阪市中央区北浜4、TEL 06-6231-1212)でフォアグラを挟んだ高級サンドイッチを提供している。
今年10周年を迎えた同店は、「KICHIRI」ブランドの中でハイクラスの位置付けとなる店舗。旧銀行の建物を利用した石造りの重厚な外観に、半個室や個室も備える落ち着いた雰囲気の店内でモダン和食を提供する。今年1月にはナポリのミシュラン星付きリストランテで修業をした芝原健太シェフが就任し、新メニューの開発にあたっている。
1日限定10食で販売する「豪州黒牛内平肉とフォアグラ、トリュフとバローロのサンドウィッチ ロッシーニ風」は、モモ肉150グラム、フランス産フォアグラ100グラムを使ったぜいたくなサンドイッチ。「モモ肉で油がないので、フォアグラを焼いたときに出る油をパンの生地に練り込んだ」(芝原さん)といい、ソースは赤ワインとトリュフを煮詰めて添える。サンドイッチ用のパンは、店内の厨房(ちゅうぼう)でパン職人が2日かけて焼いたパンで、「フォアグラの味が引き立つよう、あまり風味を出しすぎないようにした」と話す。
「肉、フォアグラ、パンの一体感を味わってほしい」と芝原さん。ランチタイムのみの提供で1日10食限定。価格はドリンク付きで1,500円。
営業時間は、ランチ(平日のみ)=11時30分~14時30分、ディナー=17時30分~24時(土曜は22時まで)。日曜定休。