阪急うめだ本店(大阪市北区角田町、TEL 06-6361-1381)10階ライフスタイル雑貨フロア「うめだスーク」中央街区に11月21日、ラトビアの雑貨を集めた期間限定店がオープンした。
街区内に9つの小屋を設け、期間限定ショップを展開する中央街区。「新しい発見」をテーマに、バラエティー豊かなショップが登場する。
東京のラトビア雑貨専門店「リガコレクション」(東京都目黒区)と、バルト三国などの雑貨を扱う神戸の「SUBARU」(神戸市中央区)がコラボレートした期間限定店。国土の約50%を占める森林、数千の湖など豊かな自然に囲まれたラトビアの手仕事製品を紹介する。
「SUBARU」の溝口明子さんは雑貨店を始めようと2009年、ウズベキスタンに向かったが、「ついでに」立ち寄ったラトビアで豊かな自然や民族的要素、かわいい街並みに魅了され、以来、繰り返しラトビアを訪れ買い付けや現地の祭りなどを体験している。クリスマスツリー発祥の地ともいわれるラトビアの木製オーナメントや伝統的な図柄が描かれた食器、手編みのバスケットなどを扱う。「神戸市とラトビアの首都・リガは姉妹都市。勝手に縁を感じている」と溝口さん。
「リガコレクション」を経営するジービーエスの川島容次郎社長は2010年7月、ラトビアの雑貨に特化した店をオープン。自然でぬくもりのある、かつて日本にあった良さをもう一度味わってほしいと、工房を回り手作り製品を買い付けている。ソイワックスをベースにした100%天然素材の手作りアロマキャンドルや、陶器職人が手作りしたアロマポット、吸水性・速乾性に優れているリネンのタオルやエプロン、刺しゅうが施された華やかな手袋や文様が編みこまれたミトン、機織り機で織った一点ものの麻のストールなどを扱う。「ラトビアは芸術センスの高い国。日本人にもっとラトビアのことを知ってもらいたい」と話す。
24日11時からは、民族衣装をまとった大使館員も来店し、ラトビアの国や名産品について紹介する。
営業時間は10時~21時。今月27日まで。