阪急うめだ本店(大阪市北区角田町、TEL 06-6361-1381)は11月21日、全面開業を記念したメディコム・トイ「ステンドグラス BE@RBRICK(ベアブリック)」を発売する。
同店の建て替え工事に伴い姿を消した南北コンコースの「阪急グランドドーム」。大聖堂を思わせる空間には東西南北の壁に高さ6メートルのステンドグラスが設置され、厳かな雰囲気を漂わせていた。1977年~2006年の間、南北コンコース南側に位置し、隣接するシャンデリアをつるしたドーム天井とともに多くの人々に親しまれてきた。
ステンドグラスを手掛けたのはステンドグラス制作者の羽渕恭夫さん。隣接する旧コンコース南側、東西端にあったガラスモザイク壁画を手掛けた父・羽渕寛さんの後を継ぎ、阪急グランドドームのステンドグラス制作を引き受けた。寛さんの手掛けたガラスモザイク壁画は現在、新本店13階のレストラン「シャンデリアテーブル」に修復後移設されている。
同店ではグランドオープンにあたり、「このステンドグラスを何かの形で復活させたい」と企画。テディベア誕生100年の年に「デジタルなイメージのテディベアを作る」をコンセプトに誕生したベアブリックとコラボレーションし、ステンドグラスのプリントを施したベアブリックが誕生した。同商品開発時にはステンドグラスを制作した羽渕さんのもとを訪ね、ステンドグラスの色などを再現したという。
「ステンドグラス BE@RBRICK(ベアブリック)」は全高7センチ。価格は1,575円。3階「D.EDIT」で販売するほか、阪急オンラインショップでも扱う。1人20個まで。