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堂島リバーフォーラムで「レゴ」で作った世界遺産展-大阪の水辺を作る企画も

会場内には26の世界遺産作品を展示

会場内には26の世界遺産作品を展示

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 堂島リバーフォーラム(大阪市福島区福島1、TEL 06-6341-0115)で7月22日、世界遺産の数々をレゴブロックで再現したチャリティーアート展「PIECE OF PEACE 『レゴ』で作った世界遺産展 PART-2」が始まった。

2万5000ピースを使って制作した「サグラダファミリア」

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 2003年10月から2007年9月まで全国13カ所で開催し80万人が来場したPart-1に続き、2008年2月から全国13カ所で開催し約60万人が来場しているPart-2。大阪では同会場で2008年8月に開催し、2度目の開催。今回はユネスコの世界遺産条約採択から40周年の記念イベントとして開催する。

 会場には、レゴブロックを使ってさまざまな作品を組み立てる「レゴモデルビルダー」による世界20カ国、26物件のレゴアートを展示。宙に浮いているように見えるよう設計された白いテーブルに、サグラダファミリア(スペイン)、コロッセオ(イタリア)、タージ・マハル(インド)、アンコール(カンボジア)、厳島神社、首里城などを忠実に再現した作品が並ぶ。作品にはそれぞれ世界遺産やその国のデータ、使ったレゴブロックの数、制作期間、見どころなども添える。

 会場内には、国内外のアーティストによる「未来に残したい、私のたからもの」メッセージアートも展示。レゴブロックを使ったものや、それぞれの活動分野の作品を寄せている。サブ展では、「地球の大切さを楽しみながら勉強できる」と、宇宙から見た世界遺産の写真の展示や特別編集映像なども上映する。

 大阪開催特別企画では、レゴブロック日本上陸50周年「BUILD UP JAPAN」とタイアップし、来場者参加企画「水の都・大阪の水辺を、みんなでつくろう!」を展開。会場内に琵琶湖から堂島川を通り大阪湾まで続く水辺を表現したスペースを作り、来場者は渡された白いプレートに白のレゴブロックで魚など水辺の生き物を作り水辺を埋め尽くしていく。「みんなで水の都・大阪を作り、みんなで守っていこうと思ってもらいたい」と同展プロデューサーの梶原たけしさん。作品展示とビルディングイベントを同時開催するのは今回が初めて。

 梶原さんは「レゴブロックで作っているが完成度が高いのでそれを楽しんでもらえるし、会場にいるだけで世界中の遺産を旅する気分を味わえる。自分たちの周りの街も大切にしようと思ってもらえるようになれば」と話す。

 開催時間は11時~20時。入場料は、大人=300円、小学生=100円、小学生未満無料。入場料とグッズ売り上げの一部は日本ユネスコ協会連盟が行う世界遺産活動へ寄付する。8月26日まで。

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