阪神百貨店(大阪市北区梅田1)で1月18日~27日に投票を受け付けていた「あなたが選ぶ チョコ総選挙」の結果が2月8日、発表された。
バレンタインチョコレート売り場に出店する各ブランドからおすすめ商品各1点が「立候補」し、「本命チョコ」「友チョコ」「感謝チョコ」「MYチョコ」の4部門で投票を実施。31商品の「立候補者」に店頭、試食イベント、インターネットで約3000票の投票があった。
「本命チョコ」と「MYチョコ」の1位は、ゴディバの「モンダムールセレクション」(5個入り、2,100円)。昨年の販売個数ナンバーワンブランドが2冠を達成した。「本命チョコは海外ブランドなど、王道のものが多かった」と宣伝広報部部長の藤下進一さん。「本命」の2位には、ピエール マルコリーニの「バレンタイン セレクション」(7個入り、2,310円)、3位には「MYチョコ」2位にもランクインしたヴァンデンダーの「セレクション・フリューイ」(プラリネショコラ6個・オランジェット6本入り、2,520円)が続いた。
「友チョコ」1位は、フォアダムール(byモロゾフ)の「きどり屋キャサリン」(7個入り、788円)。2位にル・コルドン・ブルーの「シェフベアBOX」(12個入り、840円)、3位に京都ふらんすやの「みやび桜L」(18個入り、2,100円)が入った。食べ終わった後もボックスが使えるものや、チョコレートにウサギ、クマ、サクラなどかわいいモチーフを用いたものが多い傾向にある。
「昨今では上司にお中元やお歳暮を贈らない人が増え、形式ばらずに自分も楽しめる『感謝チョコ』を贈る人が多い」と藤下さん。「感謝チョコ」では、中村藤吉本店の「濃いめのチョコレート詰め合わせ」(抹茶10枚、ほうじ茶10枚入り1,890円)が1位に、2位には九州焼酎菓蔵の「逸品づくし」(6個入り1,575円)がランクイン。「離れて暮らす父親や女性に贈る人も多い」という。
同店では現在、8階催場「バレンタインスタジアム」、地下1階「チョコレートパーク」で約100ブランドのチョコレートを販売。「今日までは本命より友チョコを購入する方が多い。1,000円前後で、パッケージのかわいいものがよく売れている」
「バレンタインスタジアム」の営業時間は10時~21時(12日は20時まで、13日は20時30分まで、14日は18時まで)。