食べる 見る・遊ぶ 学ぶ・知る

阪神百貨店で「全国有名駅弁とうまいもんまつり」-東北特集も

東北新幹線八戸駅の「熟成平目のぽん酢寿司」

東北新幹線八戸駅の「熟成平目のぽん酢寿司」

  • 0

  •  

 阪神梅田本店(大阪市北区梅田1、TEL 06-6345-1201)8階催場で1月25日より、「全国有名駅弁とうまいもんまつり」が開催される。

山陽新幹線広島駅の「清盛しゃもじ弁当」

[広告]

 年間の物産展の中で断トツの売り上げを誇る同催事。約260種類の駅弁、全国の「うまいもん」をそろえ、今年も人気駅弁コミック「駅弁ひとり旅」とコラボレーションする。「駅弁ひとり旅」は「漫画アクション」に連載中のコミックで、弁当店を営む中年男性が全国を鉄道で旅する物語。訪れた土地の風景や駅弁を忠実に描写し紹介する。会場では同コミックのミニギャラリーも設け、会場内で販売する駅弁の紹介シーンをパネルで展示する。

 今年は震災復興を応援しようと東北地方の駅弁が多数登場。駅弁では珍しい、ヒラメを使った東北新幹線八戸駅の「熟成平目のぽん酢寿司」(1,200円)、予約のない日は1日1個しか販売しないというレア駅弁、東北新幹線いわて沼宮内駅の「岩手短角牛弁当やわらか煮」(1,280円)、ショウガの効いた東北本線郡山駅の「幸福の黄色い豚めし」(980円)などが実演初登場する。

 東北以外では、山陽新幹線広島駅の「清盛しゃもじ弁当」、東海道新幹線三河安城駅の「大えびふらい弁当」(以上1,100円)、長崎本線長崎駅の「ながさき鯨すき弁当」(1,260円)など。会場では20店が実演販売する。

 昨年の同物産展での売り上げベスト5は、1位=函館本線森駅の「いかめし」(500円)、2位=奥羽本線米沢駅の「牛肉どまん中」、3位=東北本線仙台駅の「特撰牛たん弁当」(以上1,100円)、4位=東海道本線豊橋駅の「稲荷寿司」(480円)、5位=九州新幹線鹿児島中央駅の「鹿児島よくばり弁当」(1,100円)。「駅弁初心者や何を買おうか迷っている方は、これをまず押さえてほしい」と広報担当の竹下諭さん。

 会場内では東北の「うまいもん」を特集。青森県の「しそ巻きりんご」(400グラム=1,575円)、秋田県の「ぎばさ」(200グラム=1,050円)、岩手県の乾燥ふかひれ(10グラム=1,575円)、宮城県の「無着色たらこ」(220グラム=1,260円)、福島県の「喜多方ラーメン」(2食入り420円)などを販売するほか、北東北アンテナショップも出店し、東北6県の観光コーナーも設ける。

 25日には、東日本大震災の被害から全線復旧に向けて奮闘中の「三陸鉄道」の女性スタッフによるトークショーも開催。三陸鉄道の現状、沿線の魅力などを紹介する。会場内では、駅名板キーホルダー(501円)やチョロQ(1,001円)などの三陸鉄道グッズも販売する。

 開催時間は10時~20時(最終日は17時まで)。今月31日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース