関西電力管内の節電要請が続く中、阪神梅田本店(大阪市北区梅田1、TEL 06-6345-1201)地下1階食品フロアで1月11日、「寒い日の翌日はお買い得セール」が始まった。
今月6日の小寒から寒さが一段と厳しくなるこの時期に「節電生活を価格面で応援したい」と企画した同セール。温かい食べ物や飲料で体の中から温まってほしいと、食べて温まる商品100種類以上を用意した。
セールは、気象庁が観測する大阪府内9カ所の観測所のうち、1カ所でも最高気温が10度以下になった翌日に実施。最高気温は気象庁ホームページ内「日最高気温一覧表」で確認できる。
セール開催日には、総菜、生鮮食品、パンなど、100種類以上を1~3割引で提供。カロリーバランスクラブetsu「食べる生姜(しょうが)スープ」(420円)やベジテリア「3種きのこのポタージュ」(315円)、なだ万厨房「茶わん蒸し」(378円)など体の温まる商品や、大井肉店「国産黒毛和牛モモしゃぶしゃぶ肉」(100グラム840円)、今井「備後屋なべ豆腐」(189円)など鍋の材料を中心に選んだ。店内で飲むことができる「ホット豆乳」(蜂蜜しょうが、チョコレート)も割引し、各315円で提供する。
同店では昨年12月から、体が温まるスパイスを使った商品や冷めにくいあんかけ商品、調理なしで主婦の労力を節約できる、電気と主婦の労力をカットする「省エネフード」を提案。約110種類の商品をピックアップしPOPなどで訴求したところ、前年の120~130%の売り上げを記録しているという。
営業企画担当の山口敦史さんは「気温の低い寒い日が続き、出掛けるのは寒いと思うが、ホット豆乳で温まっていただき、温かいメニューで家でも温まってもらいたい」と話す。
食品フロアの営業時間は、水曜~土曜=10時~21時、日曜=10時~20時、月曜・火曜=10時~20時30分。セールは今月17日まで。