10月1日から開催中の「水都大阪フェス2011」のメーンとなる「チャレンジウイーク」が22日から始まり、水辺や街中を楽しむ多数のプログラムが展開される。
中之島周辺を中心に「水辺のまちあそび~やってみたいをかなえよう」をコンセプトに掲げ、さまざまなプログラムを市民、企業、行政が連携し展開する同イベント。これまでにない水辺の楽しみ方、街の魅力づくりを提案する。
22日に開催する「水辺バル」は、北浜、天満橋、東横堀、福島、大正の5つの船着場周辺エリアに一日限定の「バル街」を作り、船で巡りながら各店をはしごできるもの。参加店舗は90店舗で、それぞれ自慢の一皿と1ドリンクを組み合わせた「バルメニュー」を用意する。「バルとクルーズを組み合わせた取り組みは初めてでは」と話すのは、水都大阪フェス2011のディレクター・泉英明さん。「大阪の『うまい』を船ではしごするのは新たな大阪の楽しみ方。この日限定の自慢のメニューと、複数のエリアを船で行き来して街の散策も一緒に楽しんでほしい」と話す。
バルチケットは5枚つづりで、前売り=3,000円(今月20日まで)、当日=3,500円。2枚はクルーズと兼用で使用でき、残ったチケットは23日~28日、「あとバル」参加店で600円のチケットとして使用できる。バルの開催時間=11時~29時、クルーズ=10時~21時。OSAKA旅めがね案内人・池末瑛一さんと行く「福島・路地裏グルメツアー」や、東横堀川三角公園特設ステージでの音楽イベントなども開催する。
同日からは、中之島ばら園・ばら園橋南側水面に高さ9.5メートル、幅9.5メートル、長さ11メートルの巨大子アヒル「ラバーダック」をチャリティー展示。「大阪から被災地を応援し元気づけたいと、水都大阪フェスや大阪マラソンで多くの人が大阪を訪れるこの時期に再展示を企画した」といい、展示会場付近では、レプリカ、Tシャツの支援グッズを販売。1点につき商品に含まれる販売支援金500円と同額の500円を拠出し寄付するという。展示は今月30日まで。