大阪市庁舎前(大阪市北区中之島)で7月16日、今月29日公開の3D映画「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」のジャパンプレミアin大阪が行われ、マイケル・ベイ監督、主演のシャイア・ラブーフさん、ロージー・ハンティントン=ホワイトリーさんが登場した。
マイケル・ベイ監督、シャイア・ラブーフさん、ロージー・ハンティントン=ホワイトリーさん
6月29日に全米で公開された「トランスフォーマー」シリーズ第3弾となる同作品。同シリーズ初の3D映画で公開から9日間で興行収入が5億ドルを突破するなど、話題を集めている。3人はこれまでプレミア上映を行っていないモスクワ、ニューヨーク、上海などでワールドツアーを敢行し、最後にトランスフォーマー誕生の地・日本でジャパンプレミアを開催。東日本大震災発生以降、ハリウッドスターの来日がない状況が続いていたため、久々のスター来日イベントに多くの報道陣が集まった。
オプティマス・トレーラーとバンブルビー・カマロを設置した大阪市庁舎前のセレモニー会場。ゲストが登場し、レッドカーペットを歩きステージに向かうと観客らから大きな歓声が沸いた。ステージに立ったベイ監督は「日本に来られてうれしいです」とあいさつ。ラブーフさんは「マイド!」「オオキニ!」など関西弁であいさつし、集まったファンを沸かせた。
その後も「日本に戻ってこられてうれしい。18年間で9回目の来日」(ベイ監督)、「私たちを迎えてくれてありがとう。大阪は東京と違うパワーを感じる」(ラブーフさん)、「二度目の来日でうれしいし、ワクワクしている」(ホワイトリーさん)など、それぞれ来日の喜びを口にした。
あいさつの後には平松邦夫大阪市長が登場し、花束を贈呈。平松市長は「日本で唯一のプレミアを大阪で開催してくれたことを、映画ファンとして感謝します。大阪でもいろんな映画を撮ってもらいたい」と要望。ベイ監督が「大阪の街をつぶす許可をもらえれば(笑)」と答えるなど観客らを楽しませていた。ベイ監督は、市長にサイン入りフィギュアをサプライズでプレゼントしたり、自らカメラを取り出し撮影するなど、イベントを楽しんだ様子だった。
同作は、「大阪ステーションシティシネマ」「TOHOシネマズ梅田」「梅田ブルク7」など、全国で7月29日公開