ジェイアール西日本クリエイト(大阪市北区)は6月16日、「ギャレ大阪」西館跡に新商業施設「ALBi(アルビ)」(梅田3、TEL 06-6346-7600)を開業した。
JR大阪駅改良工事により3月31日に閉館した「ギャレ大阪」本館と西館。「ヘルス&ハッピネスのあるストリート」をコンセプトに、本館と西館に出店していたアウトドアブランドを集約。西梅田エリアで働く人や学生のデーリーニーズをサポートする業態を加え、14店舗で開業した。営業面積は約1900平方メートル。
開業に先駆け、4月22日にオープンした「モンベル」は、約200坪の大型店。登山用品を中心に、アウトドア全般を扱う。登山初心者向けの靴やデイパック、レインウエアなど安価な商品もそろえる。1960年創業のスウェーデン王室御用達ブランド「フェールラーベン」は、優れた機能性に加え着込むほどに風合いが増すというオリジナル素材「G1000」を使った商品が特徴。
初出店の「モーション」は、「パタゴニア」をメーンに海外の有名アウトドアブランドをそろえたセレクトショップ。カジュアルアイテムから本格的なギアまでそろえ、利用客層も幅広い。米オレゴン州生まれの「コロンビアスポーツウェア」は、独自技術オムニドライを採用した機能的な商品を販売する。「ザ・ノース・フェイス プラス」は、トレッキングメーンの「ノースフェイス」とマリンウエアブランド「ヘリーハンセン」の複合店。ブランドミックスを表現する。
仏アウトドアブランド「エーグル」は、ハンドメードのラバーブーツや、トレッキングメーンの商品を展開。「山の帰りにそのまま遊びに行けるイメージ」という、ファッション性の高い商品が多い。ニュージーランドのラグビーブランド「カンタベリー」のカジュアルショップ「カンタベリーミツハシ」は、街でラガーシャツをカジュアルに着こなすことを提案。セレクトシューズ店「マリアマリア」は、クロックスなどの素材に似たEVA素材のカナダ発ブランド「ネイディブ」をメーンに扱う。
フライフィッシングベストから始まった「フォックスファイヤー」は、川釣りを中心に活動する「かわガール」スタイルを提案。アメリカやイギリスのブランドを輸入販売する「エイアンドエフカントリーヘッジ」は、「グレゴリー」のバッグをメーンに、カヤックやマウンテンバイクなど店頭にない商品も取り寄せなどで対応する。
アウトドア業態以外では、靴下専門店「コポ」、男女、オンオフのバッグを扱う「アートバーグ ドゥ」、直輸入ワインや食品をそろえる「成城石井」が出店。百貨店内でコーヒー豆の販売をする三喜屋珈琲(堺市)の初店舗「ミキヤコーヒー」は、豆、いれ方、水を選べるシステムで、焼きたてパンやベーグルも提供する。
営業時間は11時~21時(ミキヤコーヒー、成城石井は8時~23時)。