関西のアパレルメーカーらが5月14日、中之島公園のバラ園(大阪市北区中之島1)で東日本大震災チャリティーイベント「KEEP ON ACTION! KANSAI FASHION & LIVE CHARITY MARKET」を開催する。
震災後、アパレルメーカー・フルカウント(天王寺区)の辻田幹晴社長が「関西のアパレルメーカーが集まって何かできないか」とオガワジュンゾウ・クリエイツ(中央区)のイベントプロデューサー・小川順三さんに相談。辻田社長と親交のあるインターネットペイメントサービス(東京都品川区)の朝田篤社長も協力を申し出て、「関西のアパレルはワンオーナーが多い。ワンオーナーたちが頑張って募金を集めて、また自分たちも今後も頑張ってやっていこうと、経済復興も兼ねたイベントを企画した」(小川さん)。
当日は、バラ園内の「アール・リバーサイドグリル&ビアガーデン」にアパレルメーカーやブティック、アクセサリーメーカーなどが25のブースを出店し、チャリティーバザーを開催。各社・各店の商品のほか、スタイリストの私物やモデル事務所から出品された洋服などを販売。収益金全額を寄付する。16時、17時、18時、19時からはバラ園を使い、「フルカウント」「YEVS(イーブス)」「TADASHI SHOJI」のミニファッションショーも開く。
ステージでは、「orange pekoe」の藤本一馬さんとパーカッショニスト・よしうらけんじさんのセッションやDJらも出演。チャリティーオークションでは、阪神タイガースの桧山進二郎選手や五輪三連覇の柔道・野村忠宏選手らが出品し、収益金全額を日本赤十字社への寄付に充てるオークションも予定する。
会場となるバラ園は約3,700株のバラが植えられ、5月中旬~6月上旬は見頃を迎える。「バラを見に来られた方にもファッションショーを見ていただき募金に協力してもらえたら」と期待を寄せる。
開催時間は、チャリティーマーケット=12時~20時、アフターパーティー=20時~22時。入場無料。