3月11日に発生した東日本大震災を受け、梅田周辺施設への義援金募金箱設置や企業からの義援金・物資提供が発表されている。
エイチ・ツー・オー・リテイリング(大阪市北区角田町)グループでは、3月14日より阪急百貨店と阪神百貨店の本店と全支店、阪急OASIS、阪急ニッショーストア各店に募金箱を設置。阪急百貨店うめだ本店では1階、阪神百貨店梅田本店では地下1階のインフォメーションカウンターに設置する。大丸松坂屋百貨店では12日より各店に募金箱を設置。大丸梅田店では、1階東案内所横に募金箱を設置した。集まった義援金は日本赤十字社を通じて被災地に届ける。
サントリーホールディングス(堂島浜)では、義援金3億円とミネラルウオーター「サントリー天然水(南アルプス)」550ミリリットル100万本を提供。ミネラルウオーター36万本は関係省庁や自治体からの要請があり12日に発送し、今後の提供先は関係省庁や自治体と相談しながら決めていく。同社では物資の提供と義援金以外にも電力確保への協力のため、屋外広告灯の消灯や、関連事業所での節電の対応を図っているという。
空調総合メーカーのダイキン(中崎西)では、義援金1億円と業務用空気清浄機600台、遠赤外線暖房機「セラムヒート」500台の支援物資(2億円強)を提供。義援金と支援物資はジャパンプラットフォームへ寄付する。